医療法人財団白十字会 富永理事長のメッセージサイト。長崎県佐世保市、福岡市の医師の募集・求人情報など。

ムービー1:医師の負担を軽減するために ムービー2:急性期の現場から長崎の回復期~慢性期医療へ 院長ブログ

このブログについて

私にできることは、医師を中心としたすべての職員が安心して働きやすい環境を作るために、日々改善することです。
社会資本として有限な医師をもっと大切にすることから、日本の医療への貢献を実現します。

2009/4/28 火曜日 - 18:00お勉強はもう苦痛ではないですか? -慢性期医療へのお誘い- (その1)

 私は九州大学第二内科(現九州大学大学院病態機能内科学)入局後、消化器研究室に入り、専門医としての研鑽を積んで参りました。厳しい先輩方のご指導のお陰でかなり早期の癌を診断できるようになった頃、もう20年前のお話ですが、ある基幹病院へ赴任してすぐのころ、ショッキングな経験を致しました。外科に紹介した直腸早期癌の患者さんの術後報告書を見たときです。なんと直腸切断・人工肛門造設術が施行してありました。その患者さんの癌腫の肛門側は肛門輪から約5cmの距離があり、ぎりぎり肛門を温存する術式が期待できるとご本人に説明していたからです。しかも、旧式の人工肛門が造ってあり、患者さんの気持ちを想うと暗澹たる気持ちになりました。
 その後職員に聞いた話によると、その病院の3人の外科部長の先生方には最新の手術術式は期待できず、QOLの低い旧式の術式しかご存じなかったのです。皆さん50歳代の前半なのに、肩書とは裏腹に陽のあたるお仕事はされていませんでした。聞けば、一昔前は威勢のいいバリバリの外科医だったとのこと。
 20年という時が経過した今も、同じような光景がみられるのではないでしょうか。ましてや、今だに年功序列の自治体病院では、仕事量に見合わない給与差に若手の医師の不満も大きいのではないでしょうか。どうしてこういうことが起こるのでしょうか。
 答えはひとつの技術で一生食べていける時代ではなくなったのだと思います。3人の外科部長さんの場合では、新しい技術の研鑽を40歳代になさっていればバリバリの現役外科医で過ごせたのではないでしょうか。責任はそれをせずに放置した病院とご本人双方にあると思います

30.jpg

13 コメント | タグ: 私から皆さんへ

投稿されたコメント:

  1. 初めまして。
    人工肛門でブログサーフィンしていて参りました。

    > その患者さんの癌腫の肛門側は肛門輪から約5cmの距離があり、ぎりぎり肛門を温存する術式が期待できるとご本人に説明していたからです。

    そう言う説明を聞いて手術を受けたら、目か覚めたら人工肛門が作られていた患者の気持ちはどうでしょうかね。紹介した貴方も、恨まれたりしませんでしたか?
    大変でしょうが、お仕事に励んで区多彩ね。

  2. 済みません。タイプミスしました。
    「区多彩」→「下さい」です。

  3. miteappearpet の投稿;
    2009/12/7 月曜日 - 14:05

    This is my first word :)
    Hi

  4. С нетерпением жду следующих порбликаций

  5. I enjoyed reading your blog. Keep it that way.

  6. I will post a link to this blog on my website. I’m sure my readers will find this info really great.

  7. mczrlcwsalvbxhctnjdo, marijuana growing blog, yuojowa.

  8. hexjvaldjwzomyreudtv, cotto vs chavez jr, pvodidl.

  9. vrzmectbrwhspqyhmapr, marijuana growing, gtdmfcl.

コメントを投稿する: