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ムービー1:医師の負担を軽減するために ムービー2:急性期の現場から長崎の回復期~慢性期医療へ 院長ブログ

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2010/7/6 火曜日 - 18:56在宅医養成の試み(その14)

もうひとつ、体験者の声を紹介させて頂きます。
        「母と一緒に“大切な父”を自宅で看とれたこと」
 肺がんで入退院を繰り返していた父。「手術もできないし、これ以上治療できない」と病院の主治医に言われ、自宅で母と一緒に、父の介護がはじまりました。近所のクリニックの先生や看護師さんが、毎日、点滴したり、痰をとりに来てくださったので安心しました。
 そんなある日、私は婦人科の病気で入院してしまいました。手術が終わり退院して5日目、父は亡くなりましたが、それまでの毎日、父は酸素吸入をつけていて息苦しいのに、私のことばかり心配してくれました。弱音を吐かない強い人でした。
 亡くなるときは一瞬でした。私は、もう意識のない父の姿を見守りながら、「家にいたからこそ、母に看とられて父は亡くなることができた」と思いました。病院だったら亡くなる瞬間は、そばにいられなかったかもしれません。
 何年も介護している方は、看病疲れでノイローゼになったり、倒れたりすることもあると聞きます。たしかに介護は大変なことだと思います。でも、家族や周囲の人たちみんなで協力できれば最高だと思います。
 

 このように在宅医療は病院の看とりと比べ家族の満足度が全く違います。病院では医療(延命)を優先するが故にまともな看とりができないことがあります。反面、在宅では家族の身体的・精神的負担も重いものです。病院に任せきりで、極端にいえば海外旅行をして遊んでいるのに、費用は1割負担(高齢者の場合)、一方、家族が一生懸命に家庭で支え、時には医師や訪問看護師に代わって命をつないでいるのに費用はやはり同額の1割負担、これはおかしな話ではありませんか。

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